事務所報2025年3月号を発送しました。
主な内容は以下の通りです。

・年末にご相談をいただいた事例より~賃金の支払い方は適正ですか。
 昨年末、「従業員から最低賃金を下回っているのではないか、と申出を受けたのだが…」と、ある方からご相談がありました。月給の方で最低賃金の基礎に参入できる手当とできない手当で行き違いがあり、「遡って差額を支払う必要がある」とお答えしたら、非常に驚いておられました。最低賃金や非常時払いや平均賃金の考え方、休業手当の計算など、普段当たり前と思われている賃金計算について、まとめてみました。

・求人募集にSNSを使用するときの注意点
 SNSを通じた求人募集、手軽で反応も良く、利用されている方も多いのではないでしょうか。しかし、昨今、闇バイト問題など、あたかも求人募集と誤解されるような広告も多くなり、社会問題化しています。SNSで求人広告を出す際に必ず記載しなければならない事項、利用上の注意についてまとめました。

・年次有給休暇の取得促進について
 労働基準監督署の労働条件調査に立ち会いますと、年次有給休暇の取得漏れを指摘されることが増えてきました。年次有給休暇の取得促進について成果が出ている事例をまとめました。

そのほか、マイナポータルを通じた離職票の授受、昨年の労災発生状況など様々なトピックを取り上げておりますので、お手元に届きますまで、今しばらくお待ちください。