事務所報令和5年10月号を発送しました。
主な内容は以下の通りです。

・カスタマーハラスメント、労災認定の基準に。
精神障害の労災請求、支給決定件数が過去最高となる中、厚生労働省有識者検討会の報告書が2023年7月4日まとめられました。同報告書には、カスタマーハラスメントを新たに労災認定基準に追加すること等が盛り込まれています。
会社として、どういった対応をするべきか、まとめました。

・白ナンバー車両についてもアルコールチェックが義務化に。
旅客運送業や運送業など緑ナンバー車両の運行前に、アルコールチェックが義務化されていることは良く知られています。かねてより、白ナンバー車両=自家用自動車についても、企業に対し、アルコールチェックの義務化が決まっておりましたが、半導体不足により機材の流通不足を理由に延長されておりました。2023年12月より、いよいよこの制度が開始されます。義務化となる企業の要件「5台・11人基準」ほか、対応すべき事項をまとめました。御社も早めにアルコール検知器を準備する必要があるかもしれません。

・今後の法改正予定
来年4月の労働契約法、労働基準法の改正を含め、現在決まっている法律の改正予定をまとめました。建設業、運送業の時間外労働上限規制も含め、徐々に準備をしてい参りましょう。

以上のほか、別居し海外にいる健康保険の被扶養者の認定、育児休業の個別周知・意向確認義務等についても解説をしております。お手元に届きますまで、今しばらく、お待ちください。