事務所報2023年3月号を発送しました。
主な内容は以下の通りです。

・健康保険被保険者証の氏名表記について
マイナンバーの仕組みが社会保険とつながったことで、全国健康保険協会(協会けんぽ)では戸籍名、住民票上の氏名が変わると自動的に新しい氏名の健康保険被保険者証が送られてきます。
旧姓使用をしたい場合や性同一性障害を持つ人が自分の氏名に違和感があり通称名での被保険者証を使用したい場合は、被保険者証表面の氏名に旧姓併記をしたり、通称名、性別の表記を変更することができます。
手続について、まとめております・

・正社員からパートアルバイトになったときの年次有給休暇の考え方について
こちらもよく質問をいただく案件です。フルタイムの正社員からパートアルバイト等所定労働日数が減ったり、1日当たりの所定労働時間数が減った場合の年次有給休暇の考え方はどうすればよいか、についてまとめております。
基本的には法文に実直に従っていただければ良いのですが、ふと疑問に思ういくつかの事柄について、解説いたしました。

・物価手当等の取り扱い
こちらもご質問をいただいた物価手当の取り扱いについて、まとめました。
インフレが進み、労働者の生活水準維持のため支払われるのが物価手当です。「物価手当」「インフレ手当」と呼ばれることもあり、一時金で支給されたり、給与と一緒に月例賃金に組み込まれることもあります。社会保険料はかかるのか?税金や健康保険、厚生年金の等級が変わるのか等、解説をいたしました。

その他、定期健康診断実施の注意点やマイナンバーカードの健康保険被保険者証一体化の考察、同一労働同一賃金の調査等を含めた内容となっております。

おてもとにとどきますまで、今しばらくお待ちください。