事務所報2022年2月号を発送いたしました。
主な内容は以下の通りです。

<育児休業給付金が変わります>
10月より「育児休業の分割取得」および「産後パパ育児休業」が始まります。
これに伴い雇用保険の育児休業給付金についても変更があります。
内容を整理しました。

<令和3年版過労死等防止対策白書の内容を受けて>
10代、20代の死因トップは「災害死」を上回り、「自殺」となっています。
職場の強いストレスから精神障害を原因として自殺に至った場合、これを過労死の一つとして取り扱います。
心疾患、脳血管疾患は労災認知件数として減ってきていますが、精神障害は大幅な増加を見せています。
過労自殺の分析から、精神疾患発症後、死亡に至る日数が「6日以下」のケースが全体の5割弱になっていることが判明しています。職場での異変察知が自殺防止のカギになります
若年者の自殺問題もふまえて、データをまとめてみました。

<在職老齢年金の改正について>
「年金をもらいながら働くと年金が減る」というご相談はよくいただきます。
また、「年金をもらいながら年金を掛けているのに、もらった後に掛けた分は払い損ですか」といったご質問もあります。
2022年4月より順次、60歳代前半の在職老齢年金制度の基準緩和、60歳代後半の年金額の在職定時改定導入等、「年金をもらいながら働く」意欲を高めるための法改正が施行されます。
内容をまとめました。

以上のほか、マイナンバーカードの健康保険被保険者証としての利用など、様々な内容を盛り込みました。
お手元に届きますまで、今しばらくお待ちください。