事務所報2020年11月号を発送しました。
主な内容は以下の通りです。

・年末調整が変わります。今年は早めのご準備を。
そろそろ年末調整の季節。例年、給与計算を担当される方々には頭の痛いこの作業、早めに効率的に準備ができるようにポイントをまとめました。
特に今年は所得税法の改正があり、控除額などに変更があります。
給与計算システムの更新をしっかりかけ、また、結果を検算できるよう、しっかり学んでおきましょう。

・最低賃金、今年もあがります。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、「最低賃金、今年は据え置き」との報道がありましたが、据え置きとなるのは大阪、東京等のみで、40県で時給1~3円の改定がありました。昨年は全国平均で27円上昇したことを考えると「ほぼ」据え置きとも言えますが、1円でもきちんと払えていなければ違反は違反です。必ずご確認の上、未払い給与が発生しないようにご注意ください。

・子の看護休暇及び介護休暇、時間単位で取得が可能になるのは来年1月から。
現行0.5日単位(1日の所定労働時間が4時間超の場合)で取得可能な子の看護休暇と介護休暇ですが、来年1月から1時間単位での取得が可能になります。詳細を解説しました。

上記のほか、ハンコ文化の見直し、女性管理職問題などとりあつかっております。
お手元に届きますまで、今しばらくお待ちください。