事務所報2020年10月号を発送しました。
主な内容は以下の通りです。

・法令改正を一覧にまとめております。
既に決まっている法令改正の予定を一覧にしております。

・テレワークを定着させよう
「家では仕事に集中できない」「椅子が事務用でなく腰が痛い」「寂しい」「運動不足で太った」など、やってみて初めて分かったリモートワークの難しさ。これらの解決策を実現可能な範囲で解説しています。
元気で活き活き働いてもらうには…withコロナの労務管理についての提言です。

・二か所以上の会社で勤務する人の労災給付は合算が可能に
これまで、複数の企業で勤務する人(複数事業労働者)であっても、労災給付は事故が発生した1社のみの賃金で算定されていました。
非正規労働者が史上最多にのぼり、政府でも兼業副業を推し進める昨今、疑問に思うことも多々ありました。
そこで、法律が改正が行われ、2020年9月1日から複数事業労働者の給付が見直されることとなりました。改正後は、給付額を算定する際、複数の企業から受ける賃金の合算額をもとに計算されることとなります。
実際の手続きについては、社員が他の企業で被災した場合も賃金等の証明を求められることとなります。管轄の労働基準監督署や労働者に対する負荷(長時間労働やストレス)についての評価基準も変わりますので、詳しく記載しております。

ほか、今月は大事なことをたくさん盛り込んでおります。
お手元に届きましたら、必ず開封していただき、ご確認ください。