事務所報2025年6月号を発送しました。
主な内容は以下の通りです。
・算定基礎届の提出時期になります。
例年のこととはなりますが、7月には健康保険厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届の提出時期となります。
報酬の計算、報酬に含まれるもの、算定基礎日数の考え方、長期休業中の従業員の取り扱い、7月1日退職の従業員の取り扱い、昇給との兼ね合いなど、具体的な手続について解説をいたしました。
給与計算システムで自動的に管理されない現物支給の食事代や寮の提供など間違いやすいところがたくさんあります。準備段階でしっかり整理していきましょう。
・iDeCoの改正、どう変わるのか?
昨年12月の一部被保険者に対する掛金上限の変更、加入手続きの簡素化に加えて、現在検討が行われている改正案について、解説をいたしました。
メリットは?デメリットは?私の場合はどうなの?といった観点で、掛け金の上限引き上げ、加入期間の延長、受取時のルール変更についてまとめてみました。今後の国会審議を見守りたいです。
・中小企業だって、やる気の出る賃金体系が作れる!?職務給導入の手引き、厚労省が公表
2025年2月26日、厚生労働省はジョブ型人事に関する「職務給」導入の手引きをHP上に公開しました。
手引きのほか、実際に導入した企業の事例をまとめた「ジョブ型人事指針」や「中小企業のモデル賃金」も資料として公開されています。
メリットや課題、取組にあたって我々が工夫すべき点などを解説しました。
・年収の壁「160万円」に引き上げ、税制改正法が成立
2025年3月31日に可決成立した2025年度税制改正関連法案により、いわゆる「年収103万の壁」が「160万円」に大幅引き上げされることとなりました。それってどういう意味?どう変わるの?等について、整理いたしました。
その他、子ども子育て支援金制度や作業中の熱中症対策義務化など今後の動きについても記載しております。お手元に届きますまで、今しばらくお待ちください。