事務所報2024年10月号を発送しました。
主な内容は以下の通りです。

・健康保険被保険者証が廃止されます。
2024年12月2日より、現行の健康保険被保険者証が廃止され、マイナンバーカードと一体になった「マイナ被保険者証」に引き継がれます。資格取得日は12月2日より前でも、届出が以降になれば現行の被保険者証は発行されません。
健康保険被保険者証の廃止に伴い「資格情報のお知らせ」が会社、または任意継続被保険者の場合か本人に送られてきますが、マイナ被保険者証に対応していない医療機関では、この書類を提示することによって受診が可能となりますので、手にされた方は捨てないでください(9月頃に到着)。
既にお手元にある健康保険被保険者証は経過措置として、廃止後1年間使用可能です。マイナンバーカードを持っていない人には「資格確認書」が発給されますので、これを使用して受診することになります。ご質問が多かったので、まとめて掲載いたしました。

・法改正を一覧にまとめました。
10月施行の事項を含め、現在決定している労務、社会保険に関する法改正事項を一覧にしてまとめました。育児休業給付金の支給延長手続きを含め、予め周知・対応が必要なものも多数含まれていますので、ご確認をお願いします。

・外国人労働者と共に働く。
少子高齢化が進む日本では、外国人労働者の受け入れが今後特に重要になります。にもかかわらず、議場実習生が行方不明になったりする事例も多く、共に働く難しさを感じることもあります。
外国人労働者受け入れに、大切なことをまとめました。平易な日本語での緊急の指示や就業規則の母国語訳の準備、母国の風習に合わせた長期休暇の配慮など、現場での経験から提案いたします。

ほか、今月も盛りだくさんの内容となっております。
お手元に届きますまで、今しばらくお待ちください。